イギリスのバレエ学校の代表、ロイヤル・バレエスクールの食事の情報を今回公開します。
情報元は、留学中の生徒さんから送られてくる様子、実際にイングリッシュ・ナショナルバレエ学校を卒業した知り合い他、イギリスのバレエ学校の代表的なバレリーナの食事を紹介しながら、栄養学的、化学的に成分等を吟味しながら、解説していきます。
イギリスの主なバレエスクールの食事は、たいてい似たような食事メニューであることが上記から分かりました。
お国柄でている食事メニューだと思います。
ロイヤル・バレエスクールの食堂より一般的な食事メニューを紹介していきます。
イギリスの主なバレエ学校の食堂の位置づけ
イギリスのロイヤルバレエスクールでは、全寮制のバレエ学校のため、大きな食堂が備え付けられています。
西ヨーロッパのバレエ学校に留学すると共通のことですが、食堂ではメニューが数種ならんでいて、トレーを持ち、個人個人が好きなお皿をとっていきます。
食事の時間によって食べるメニューは違ってきます。
バレエ学校には管理栄養士さんが必ず常駐し、バレリーナに必要な栄養素とカロリーを考えながらメニューを考えている食事が多いです。
バレエ学校なので、極端に脂っこいステーキやハンバーグ等、肉類は脂質の量に注意しているバレエ学校が多いと思われます。また糖質の量についても一般の学食で提供しているメニューよりも控えめにしているところもあります。
栄養素の量についてはやはりバレエ学校独自の採択によります。
ただいくら学食でも脂質や糖質の量を考えているとはいっても、未成年で成長期の生徒さんが大半なので、極端な痩せるためのダイエットメニュー、ビーガンやケトジェニックのような食事メニューは作っていません。
逆に一般の学生よりも体力を使うため、食事では体力維持も考えられらたタンパク質の多いメニューも考えられてます。
Contents
イギリスのバレエ学校の食事:朝食紹介、ロイヤルバレエスクールより
ロイヤルバレエスクール、イングリッシュ・ナショナル・スクールよりイギリスのバレエスクールの朝食はこんな感じです。
イギリス人の代表的なブレックファーストである、
パン
コーンフレーク
ソーセージ
ヨーグルト、果物
オレンジジュース
コーヒー、紅茶
牛乳
だいたいこのようなメニューを好きなお皿を食堂のカウンターで選んで自由に食べる感じです。
もちろん全部食べる生徒さんもいれば、朝はお腹がそれほど空かないので、軽めに食べる生徒さんもいます。
男子生徒さんは女性の生徒さんよりも食べるメニューは多いです。どこの国でも共通♥
イギリスのバレエ学校の食事:昼食紹介、ロイヤルバレエスクールより
イギリスのバレエ学校の昼食は、朝食と同じ食堂で自由に食事メニューを選ぶようになります。
天気がよければ学校敷地内の外でもランチができるようになっています。
お教室の生徒さんからも学校の敷地内でランチをしている様子を写メで送ってきてくれました♥
ロイヤル・バレエスクールの昼食のメニューは豊富で、これまたヨーロッパ共通のランチメニューによくありそうな感じです。
ハンバーグにフライドポテト添え
キッシュ
サラダ:適当に野菜の盛り合わせ、キュウリやトマト、レタス、コーンが多い
白身魚のフライ
骨付き鶏肉焼き
他・・
フルーツの盛り合わせ:リンゴ、バナナ等が多い
ヨーグルト
オレンジジュース
コーヒー、紅茶
牛乳
だいたいこのような感じの昼食です。
フライドポテトの量が多いそうです。よく食べる生徒さんだと、お皿に一杯もっているときもあるそうです。
ハンバーグはよくスーパーの冷凍食品で見かけるような感じの、厚みの薄いハンバーグになります。
お昼から脂っこいものは胃にもたれるので、特にバレエのレッスンやその他の踊りのレッスンをする前はお腹いっぱいに食べると体が重く感じる生徒さんが多いので、一般の学生よりはお肉料理を食べる場合、量を控えめにする生徒さんも多いそうです。
イギリスのバレエ学校の食事:夕食、ロイヤルバレエスクールより
ロイヤルバレエスクールの夕食はイギリス風というよりも、西ヨーロッパの学食で出るメニューと似たような食事が多いです。
パン
パスタ、ミートソースやホワイトソース和え、ペンネや細長い普通のスパゲティがメインです。
(フランスのバレエ学校では、パスタにはきしめんのような形のパスタもでてきます。この形のパスタだとソースとよくなざって味わい深いパスタが食べられるんです💛)
薄いステーキ、フライドポテト添え
白身魚のフライ、フライドポテト添え
ほうれん草のソテー
シンプルなサラダ:きゅうり、レタス、トマト類が多い
骨付き鶏肉焼き
他・・
フルーツの盛り合わせ:リンゴ、バナナ等が多い
ヨーグルト
オレンジジュース
コーヒー、紅茶
牛乳
だいたい昼食メニューとそれほど変わりはないようです。
まとめ、イギリスのバレエ学校、ロイヤルバレエスクールの食事事情
イギリスのバレエ学校、ロイヤルバレエスクールとイングリッシュバレエスクールの食堂での主な食事メニューをお伝えしてきました。
日本ではバレエ教室やバレエ団付属のバレエスクールに通っている生徒さんでも食事やバレリーナの体つくりのための食事メニューはそれぞれの家庭によって異なります。それぞれよいところもあります。
ただ懸念されることは、イギリスのバレエ学校ではバレリーナはスリムで健康な体を必要とします。痩せてがりがりで元気がない、弱そうなバレリーナは必要とされていません。
イギリスのバレエ学校の教師であるダイアン・ヴァン・スクーア先生も公言している通り、ただ体重が少なく、痩せた細いバレリーナはイギリスのバレエ学校、バレエ団では必要とされていません。
日本のバレリーナの職業に対する考え方との違いでしょうか。
どちらかというと、日本のバレリーナに対する一般的なイメージはロシアの例えばワガノワバレエアカデミーのように細い生徒さんをバレエ学校で必要とする条件に似ています。
日本のバレリーナに対する容姿の条件とは異なる見方になります。これはフランスのバレエ団や、特に西ヨーロッパのバレエ団でのオーディションで言われている条件にもなります。
「オーディションの審査員はthinダンサーはとらない。slimダンサーを選ぶ」と。
thin= 細い・痩せた・やつれた
slim= すらりとした・ほっそりしたつまり、体重を落とすことだけに気をとられてはいけないということ。
(イギリスのバレエ留学専門会社より一部参照⇒)
そのため食事でも栄養素をしっかりと管理されています。疲れにくい、怪我のしにくい筋肉を育てるためのタンパク質をはじめとする主要栄養素を考えられて作らています。
食べすぎはよくありませんが、バレリーナになるべく栄養バランスを考えられた特に怪我の予防となる食事を考えるのでしたら、普段の食事も原材料をオーガニックなものに変えたり、アスリート用の栄養素をサポートするための栄養バランス飲料等で体の内側から強い体つくりができるので安心ですね。
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