バレエで習っている生徒さん中には胸の悩みを時々聞きます。
バレエで胸が大きいと太って見える!! 目立つと恥ずかしい、男性とパドドゥを踊る時気になる、胸が大きから太って見える。
バレエでは胸を小さい人ほど痩せて見えます。レオタードで体のラインが分かるようにしたり、舞台やコンクールで衣装を着ると、足が細くても胸が大きいとどうしてもデブに見えちゃいます・・。
胸は年齢とともに下に垂れてくるので(笑)、30代以上になると胸の悩みはそれほどなくなってくるのですが・・。
やはりバレエの生徒さんは胸が大きすぎることで悩むことが多いんです。
私も経験しましたし。どんなに体重が痩せていても、もともと体質的に胸がボリューミーだと、どうしてもそこに目が行ってしまって、デブだと思われるんですよね。けっこうこういうことで損しました。
個人的な経験なのですが、私も学生のころ、プロのバレエダンサーを目指して週6でバレエレッスンをしていたころ(小学校6年ごろかな)から、胸の発達が早くて周りの友達よりも胸が大きくなってしまったため、レオタード姿でレッスンするのが恥ずかしてとっても嫌だった経験があります。
そんな経験もあり、同じような悩みをもつ人に経験ももとに胸を小さく目立たなくさせる方法として実際に経験してきたこと、フランスの出身のバレエ学校の元校長先生に伺った見解、栄養学的なポイントから改善方法を解説していきます。
Contents
胸を小さくする方法と有酸素系運動と関連性があることを知ってますか?
プロを目指すバレエダンサーや生徒さんはレッスン量が多く、レッスン以外にも筋トレや有酸素系のストレッチに近いピラティスやバーオソル等で筋肉をよく伸ばすことを毎日継続しています。
このように少しの時間でも毎日筋肉を伸ばしながら、強度をキープする運動を継続することでより強い筋肉をつけながらバレエの高度なテクニックに耐えられる筋力を保持しています。
また体脂肪を減らし筋力の強度を上げ、筋肉をキープするために食事管理をしている人が多いです。特に高たんぱく質で低糖質、低脂肪な食事で、余計な脂肪がつきにくいように食生活を気を付けています。
正しい食事管理と筋肉をキープするための運動により、結果的に普通の人より体脂肪率が低いため胸の脂肪も少なく、結果的に胸が小さいバレリーナが多いというのが実情です。
本格的にプロのバレエダンサーを目指さなくても、定期的な筋トレやヨガ、ピラティス、バーオソル等でゆっくりな有酸素系運動で特に深層筋の筋力をつけることで、基礎代謝がアップします。
↓
基礎代謝アップすることで、余分な体の脂肪が燃焼されるため、最終的に今よりも筋肉でより引き締まったスリムな体型になりやすいという特徴があります。
このように最終的に長期的に太りにくい体質になることができます。
↑このエクササイズでよくフランスで行っている方法が、「バーアテール」「フロアーバー」とよばれる床でゴロゴロしてゆっくりとした動きも取り入れたダンサーダイエットのエクササイズになります♪
バーアテールだと重力が床に吸収されるため、立っていたり座ってするストレッチよりも楽にでき、深層筋のひとつアンディオール筋を意識して動かせるようになることが簡単にできるようになります。
アンディオール筋について知りたい人はコチラ➡

また筋肉をピラティスのようにギュっと固めて使う運動でなく、筋肉を伸ばしたり縮めて動かすエクササイズなので、直接バレエの動いているときに即効性のある柔らかい筋肉をつけることができます!
ここがアスリートの筋力トレーニングと違うところです!
このように脂肪を筋肉に変えるトレーニングを継続することで体脂肪を減らしながら痩せることで、胸も小さくなります。
胸を小ぶりに小さくするための食事管理で体脂肪も減らそう!
私自身、一般の女性と比較するとそれほど胸は大きいほどではありません。だたレオタード姿でぴったりと体のラインを表すと、やはり胸の大きさが目立ってしまう体系です。
それほど太っている体系ではありませんがガリガリの細さではありません💦。
身長160㎝、体重45~46㎏、Cカップ、ウエスト56㎝
ただCカップはバレエをやっている仲間の中では大きいほう。やはりいろいろ研究しちゃいます、胸が小さく見えるように、ってね。
私自身がトライして胸が小さくなる、目立たなくさせる方法は2つありました。
- 体脂肪を減らしながら、太もももやウエスト、おしりをほっそりとさせる効果のあるフランスのバレエ学校で教わった食事管理法
- 体系をほっそりと見せ・胸を小さく目立たなくさせる効果のあるレオタード選び
フランスのバレエ学校では、成長期の生徒が在籍しているので、体調が悪くなったり体力がなくなったりする悪いダイエット方法は教えませんでした。
それよりもレッスン量と筋力をつける(体脂肪を減らすための)食事療法で、それほど見た目太いバレエダンサーはいませんでした。
そのバレエ学校の留学生活の経験から、胸を小さくみせるコツと食事管理は密接な関係があることに気が付きました。
ぴったりとしたレオタード姿だと胸の大きさも目立ってしまう
レオタードもふつうの洋服のファッションと同じ。レオタードの見た目の良しあしによって胸が大きく見えすぎちゃったリ、太ってみえちゃったりする。
レオタードは量産系の安いものでいいや!
って思ってないですか? レオタードは大事にお洗濯すればヘビーに使わなければ数年はきれいに長持ちするもの。
自分をもっと細長く美しく魅せるレオタード選びを始めたほうが元がとれる。何より自分がより美しく見えるのには快感ですよ!
胸を小さくみせるレオタードを選んでますか?
↑上の画像だとどっちがスラッと細長く見えます?
肩のラインに注目してみましょう!
脚の太さや身長、年齢はだいたいおんなじ。でもレオタードだけでなぜか左の女のこのほうが痩せエ華奢にみえませんか?
胸を小さくみせるレオタードを研究しました。まず胸を形よく小ぶりに見えるレオタードは胸元や袖にデザインのないシンプルなものがベター。
スクエアネックやVネックになっているものだと、首から胸にかけてのラインがずいぶんすっきりします。
キャミソールよりも大きい胸をしっかりホールドするを選ぶと胸の大きさも気になりません。
- 裏地付きのレオタード
- タンクトップ系の太い肩紐のレオタード
- 腕の上~胸までを隠す・カモフラージュするフレンチスリーブのレオタード
次にレオタードの色選び。
胸を小さく華奢にみせるカラーのバレエのレオタードをチョイスしてほっそりみせよう!
女性はやはりピンク系やホワイト等、かわいらいレオタードを選んでいる人が多いですね。オープンクラスのバレエレッスンでも大人からバレエを始めた方は、ピンク系のいろいろなカラーのレオタードを着てらっしゃる方をみかけます。
かわいいな~と思うのですが、やっぱり体のラインや胸のボリュームによってちょっと太って見える・・・という人もいます。本音です・・。
またバレエ歴が浅いとバレエの美しいラインがまだ出来上がっていないので、膨張するカラーを着ることで余計に出来上がっていない体のラインが強調されてみえてしまうデメリットがあります。
それでも好きなレオタードを着たいならいいのですが・・。
私だったらやはり太く見えるよりも細長くすっきりとしたラインで見えたい。
だからレオタードのチョイスはかなりこだわります。
胸が大きいと、下半身がやせていてもどうしても太ってみえてしまう。
それはバレエの踊りを見るとき、脚ばかり見ている人はほんのわずか。踊っている姿を見るときには表情も含め上半身にどうしても視線がいきます。
だから胸がわりと多い自分自身もかわいいレオタードのピンク系よりも、寒色系のレオタードを選ぶことが多いです。
(↑ローザンヌコンクールの通常レッスンでも何となく濃い色のレオタードの人のほうが胸が目立たないですよ。)
定番の黒や紺色は体を引き締めてみせる効果のあるカラー。
でもやはりいろんな色で且つ自分を引き立たせるカラーを選ぶようにしています。
濃い緑系、薄いグリーン、濃い青、ブルー系、濃いライラックや紫色をレオタードに選ぶとスカートの色や形、長さと合わせていろいろコーディネートができちゃいます♪
こうやって自分の胸を目立たなくみせながら、レオタードも好きな色で細長くみせる効果のあるものを選ぶと、胸が小さく目立たなくみせる「引き締め」効果があります。
バレエで胸を小さくみせる、目立たなくみせる方法のまとめ
(↑参考:パリ・オペラ座バレエ学校の舞台風景より、ベジャール作品の一部)
バレエで胸をカチッと抑える効果のある裏地付きのレオタードや、寒色系のレオタードを選ぶこと。
- 胸のカットがVネック、スクエアのもの
- 袖があるフレンチタイプや太い肩紐のタンクトップ系のレオタード
もちろんレオタードのチョイスだけでなく、食事管理で体脂肪を少なくしてより美しくみせる筋肉を太もも中心に足をほっそりと目立たせることをやることをなお勧めします♪♪
バレエがもっとうまくなりなりたい人限定サロンでは、特別にフランスの某コンセルヴァトワールの元栄養士に教えてもらった2週間食事管理メニューでは、レッスンでもそれほどおなかが減らなく、正しい食事をしながら筋力アップし、体脂肪を減らしながら体を引き締めて見た目がスリムなバレリーナ体型になるように学んでいます。
筋力トレーニングと正しい食事のほかに、より強い筋肉つくりや栄養サポートとしてプロテインや栄養補給等のドリンクやサプリメントでバレリーナ体型つくりをサポートしていってもいいですね。
コメント